車をぶつけた! 車が故障! 【修理するのに】、まず、どうすればいい?

通常、

車を修理する場合の選択肢は、
以下の2つだけです。

  1. ディーラーに連絡するか、
  2. 町の修理工場などに直接連絡を。

それぞれ、2つの方法のメリットデメリット
中学生1年生でも分かるくらいに、カンタンに説明していきます!

(このページでは、初心者の方などに専門用語を知らなくてわかるように、
なるべく平易な表現を心がけて説明しています。
ですので、なによりも「わかりやすさ」を重視して表現しています。
何かこれはおかしいぞ!という表現がありましたら、ご指摘ください!)

1.ディーラーに連絡する場合

ディーラーとは、
あなたが車を買った販売店、つまりお店の事です。

ディーラーはあなたに車を販売した、アフターケアとして、
点検や、修理の手配などをしてくれます。

ディーラーに連絡すれば、ディーラーの工場(内整工場)か
場合によっては、外部の修理工場(外注先の町の修理工場)に
すぐに修理を手配してくれるでしょう。

また、車に元々保証があったり、
お金を払って保証サービスなどに加入していれば、
無料で受けられるサービスもあるかもしれません。

電話すれば契約内容なども教えてくれるので
その辺りはディーラーに良くご確認ください。

デメリット

一般的にディーラーでの修理は高いとされています。

町の工場と比較すると、
そもそも工賃(作業料)の計算方法が異なるので、

時間当たりの工賃の設定が、
町の工場より高め
に設定されていることが多いようです。

それは、「自動車メーカーの顔」であるという、
ディーラーの性格上、

万全を期した、何重にも渡る点検や、
潔癖ともいえる「完璧を求めた」修理を目指しているからです。

(もちろん町の工場の修理が適当というわけでもありません)

それに加え、お客様への「隅々まで行き届いたサービス」があり、
それらの対応に多くのお金をかけています。

最低限のサービスで「安く済ませたい」というユーザーにとっては、
かえってそれが、サービス過剰と感じている方も多いかもしれません。

また、板金修理などの場合、 (板金修理については後程・・・)
ディーラーの工場ではなく、
外部の工場で修理を行う場合もあります。

その場合は、修理代金もディーラーが仲介する分割高になります。

※ディーラーを経由すると、
町の工場からの請求額にディーラーが利益を上乗せしますので、
その分高い修理代金請求になります。

なので、ディーラーから町の工場へ修理に出した場合も、

基本的に直接、町の修理工場で修理してもらうよりも
修理代は割高になる場合が多いようです。

ディーラーを使うことのメリットは、

自分で工場を探さなくても、
電話をすれば修理の手配などを任せられる

ということでしょうか。

そしてなんとなく、ディーラーであれば
安心感があるという意見が多いようです。

 

さて続いて、

2.直接、修理工場に修理を依頼する場合。

これを行う場合、まず車の修理工場の種類について
知っておく必要があります。

分かりやすくカンタンに説明するので、ご安心ください。

車の修理工場は、大きく2つに分けることが出来ます。

板金塗装工場整備工場です。

ではそれぞれ、どんな工場なのか? 説明して行きます。

 

板金塗装工場(ばんきんとそうこうじょう)とは、
車の「外側」を直すのが専門の修理工場です。

例えば、車をぶつけてしまって、ボディがへこんだり、
こすってしまって、傷が出来たりしますよね?

そのボディのへこみやキズをキレイに直すのが仕事です。

板金=車のボディ(金属)を整える。

塗装=剝げた部分の色を塗りなおす。

こう覚えればイメージしやすいですね。

板金の後に塗装して、修理は終わりです。

板金塗装工場は
車のボディが専門の修理工場なので、
ボディショップとも呼ばれています。

  • 車をぶつけちゃった、
  • こすちゃった

というような場合は、
板金塗装工場に修理を依頼しましょう。

 

続いては、整備工場です。

整備工場は、エンジンや、足回りなど
走行」に関する整備、修理を行う工場の事です。

主に車の「中」を直すのが仕事ですね。

  • 最近、エンジンの調子が悪いな、
  • なんか変な音がするし、部品交換したいなぁ、
  • 車の事よくわからないけど、とにかく一度見てもらいたいなぁ

という場合、

整備工場に連絡をしましょう。

整備工場では、車検整備なども行っています。

車が走るのに直接かかわるものの整備や修理、
車の安全を保つための工場です。

以上、

「板金塗装工場」と「整備工場」の違いについて、説明しました。

なんとなく、理解はしていただけたでしょうか。

このように、それぞれ専門の領域が違うんですが、
実際には、板金、整備の両方を行っている修理工場が多いです。

ただ、工場の中には
どちらか一方しか受け付けていない場合もあるので
その点の確認をお忘れなく!

修理工場を選ぶのなら、
なるべく近くの工場で、顔なじみや、信頼できそうな工場から選ぶといいでしょう。

直接、町の修理工場に修理を依頼する場合のメリットとしては、
ディーラーの所で説明した内容に被るのですが、
ディーラーに依頼するよりも、修理費用が安く済む場合が多いということです。

修理費用を一番安く済ませたいという場合は、
直接修理工場に頼むのがいいでしょう。

デメリットとしては、自分で修理工場を探したり、
修理の手配などを行わなければいけないということです。

以上、ぶつけたり、故障したなどで、
車を修理したい場合に、どうすればいいか?

について説明しました。

2012年3月30日

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